ハイパーリッリメモ

どうせ誰も見ていないと思うので、長文Twitter状態。

Made by Googleを見逃しました。

お勉強の方は導入が終わった辺りで1章の進みが大分遅くなってきて、区切りに中々到達しなくなってきた。その上しばらく弊社大丈夫なのってレベルで手が空いていたのが、少し始動し始めてきてしまった。致し方なし。

そんなわけで書けるほどの進捗がないので、先日家に帰ったら丁度Made by Googleの時間だったのに、家に着いたらすっかり忘れてそのまま寝てしまったので、後から色々追っかけたので、まずはPixelから。続くかはわからないけど。

madeby.google.com

GoogleさんとNexus。

先日Googleが新型スマートフォンとしてPixelを発売することを発表したが、発表した瞬間Nexusは即自社のデバイス販売ページからは削除するというフットワークの軽さを見せつけていた。
リッリさんは今Nexus5Xを使っているけど、GoogleさんがNexusシリーズを廃止したというのは結構残念である。

Nexusシリーズのいいところ。

  • 程よいスペック。
  • 程よいお値段。
  • 純正OS搭載。
  • キャリアでプリインストールされるような、余計なアプリが入っていない。
  • OSアップデートの適用が早い。

中でも3つ目は正直かなりでかいと思っている。iPhoneなんかは以前からこうだったけど、キャリアのプリインストールアプリがうじゃうじゃ入っているとなんかよくわからんタスクがバックグラウンドで通信してたり稼働してたりするのは邪魔でしかないし、Google Playからもアプリのアップデート履歴がそれらのアプリで汚染されるのは嫌いだった。

OSアップデートの件は特にAndroidでは深刻で、一番Appleもしもしに遅れを取っているところだと思う。今日から配信開始、というニュースが出て、自分の端末にアップデートが降ってくるのが遅いのは全然盛り上がらない。発表即アップデート、までは求めないにしても、真っ先にアップデートが降ってくる、というのがNexusのいいところだったと思う(Android7.0は結構かかったけど、それでもGoogle以外の端末よりは大分マシ 。メーカー製の端末は皆独自にカスタマイズしているせいか、メジャーアップデートには特に弱く、1年単位で待たされることもザラだし、アップデートがされるだけでも御の字まである。もうちょっとこれなんとかならないの。

仕事で使う端末としても、メーカーのカスタムが入っていないピュアなOSの状態で検証出来る、というのはとてもありがたかった。その結果、XperiaやGalaxyや、ArrowsやArrowsやArrows固有のバグに悩まされることもないわけではなかったけど。

Nexusシリーズのあかんところ。

特にタスクマネージャーの「全てのアプリを終了する」とかいった機能はAndroid7.0になるまでなかった。7.0でも申し訳程度、ではあるけど。
アクセサリが少ないのは単純に売れていないのか、公式通販のせいで売れ行きが見えづらく売れてるのかどうかわからなくて手が出せなかったかのどちらかであるとは思うけど、Googleから出てる端末なのにこれしかアクセサリないのか…と落胆したのは記憶に新しい。もっとあると思ってたよ。

スペックは先にも書いたけど至って普通なので、ゲームやる人には向かない。そもそもAndroidでゲームするならAppleもしもしを買ってきたほうがよっぽど快適に遊べると思う。

ワンセグとお財布ケータイはとりあえず挙げてみたけど、リッリさんはテレビもみないしおサイフケータイは使ってないので直接困ることは特になかった。ただ、たまたま自分が使っていなかったからそう言えるというだけで、これまで使ってたのにNexusに変えてなくなってしまった、という人は正直結構しんどいと思う。

Pixelさんの位置づけ。

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今まではメーカーが製造を担当していたけど、今回はGoogle純正らしい。実は何から何までGoogle純正、というAndroid端末は初めてだそうで。最早何屋だかわからないGoogleさんであるが、作ろうと思えばなんだって作れそうだし別におかしくもなかろう。
Nexusシリーズと比べると、まず思うのが「やけにiPhoneを意識した見た目になったな」というのと「やけにハイスペックだな」といった感じで、お値段もそれなりである。XLの128GBとか10万いっちゃうんじゃないか。

今回はGoogle完全純正とのことで、OSと端末、自社サービスとがっつり絡めてきていた。Google Photo、最初はなんじゃこりゃって思っていたけど使い出すとすっかり順応してしまったし、Pixelとは関係ないけどGoogle Musicは大分前から完全になくてはならないものと化してしまったので、基本的にリッリさんは今Googleさんが「これええで!」って言うとそれだけで期待してしまうようなGoogle信者と化しつつある。とはいえSiriもそうだけど、基本的に声で何かする系はあんまり好きじゃないけど。
カメラの性能は昔は全く興味なかったけど、結婚してからは少し写真を撮るようになったので、ここがこれになったので凄いんです!とかいうのはわからんけど性能がよくなった、というのは素直に歓迎出来る。

さてこうなると、これまで「ピュアOSを乗っけた器用じゃないけど安定して平均点は取れる子」が「運動も勉強も出来て世渡りも上手なイケメン」になりつつあるのだけれど、そうなるとメーカー製の端末の存在意義は?となってきてしまう。昔は色々あったと思うんだけど、最近はもう皆ネタ切れなのかカメラがどーとか防水や4Kくらいしかアピールポイントがないように思えてしまい、なおさらそう感じる。
メーカー製Androidが市場を広げてきたので、じゃあこのへんでいっちょ総取りしちゃうカーみたいな意思も感じなくもないが、それならそれでなおのこと、ハイエンド仕様のPixelシリーズと、平均点路線のNexusの二本立てで行ってもらいたかったな、というのが正直な所でござった。

と、ここまで書いて最近どんな端末出てるかよくわからなかったので見に行ってみた。

www.nttdocomo.co.jp www.au.kddi.com

ソフバンはどうせiPhoneメインだし、見なくていいよねと思って見なかったけど、ここまでどの端末もアピールポイントないとは正直今開くまで思ってなかった。大丈夫なのこれ。

スマートフォン革命を起こせるか。

ただ、言ってみればGoogle純正の最新端末、と言う割には最近のスマートフォンについて回る「誰も想像もし得なかった革新的な新機能」というものがあるわけでもないのは事実である。カメラは年々高性能になっていくものの、順当なバージョンアップ、といった印象は拭えないと思う。もう大体思いつくものは実装されてしまっていると思うし、ユーザーが必要としているものは充分揃いきってしまっているのでデバイス的にスマートフォンは熟してしまったんだと思うけど、不可能な会社ではないはずなので来年こそは「次世代スマートフォン」なるものがお披露目されればいいなぁ。

まぁここで何を書こうが、日本は蚊帳の外。

と、ここまで色々ぐでぐで書いてきたわけだけれど、とりわけある意味一番衝撃的だったのは、日本は一次販売の対象外だったことだった。Appleもしもしの天下だからなのか、Googleさんの色々な思惑があってのことだろうけど、スマートフォン全体の普及率からいったらそこそこの地位にいてもおかしはなかろうに、Google先生からおま国されてしまった。かつてGoogle Musicもそうであったが、あれはまぁ色々とアレでソレな理由があったのだろうというのは想像出来るので良いにしても、当面実機を手に取れる機会は与えてもらえなかったのはとても残念。

あと。

最近はとにかくなんでもかんでもリークされて、発表会がただの答え合わせ大会と化しているのはもうちょっとどうにかして欲しいなぁ、と両社には思います。かしこ。

そういった意味では、業界は違えどこのご時世にハイスタは結構な偉業を成し遂げたような気がする。

What you see is what we wanted to see.