Made by Googleを見逃しました。2
前回Pixelについてうだうだ書いたので、Google Wifiのお話。
alice37.hatenablog.com
Google製WiFiルーター「Google Wifi」。
store.google.com
ちょーわかりやすい名前で発表されたOnHubの後継機種。今のところはスマートフォンなどがクローズアップされているけど、将来的にはGoogle Assistantを使ってGoogle Homeなどと連携してスマートホーム家電をコントロールするのを視野に入れているような気がする(OnHubもなんかそういうコンセプトだった気がする)。真っ白い円柱デザインに、ライトとGロゴがあるだけのシンプルデザインになった。形状や色的にもAirMac Extremeに通ずるものがある。今リッリさん家はAirMac ExtremeでWiFiを飛ばしているけど、これ発売されたらちょっと欲しいな。
AirMac Extremeとの比較。
Google WiFi | AirMac Extreme | |
---|---|---|
寸法 | 106.12 mm x 68.75 mm | 98 mm x 98 mm x 168 mm |
重量 | 340 g | 945 g |
価格 | 129ドル(3台セット:299ドル) | 199ドル |
対応バンド | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
同時デュアルバンド | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHz/5GHz |
メッシュWiFi | ○ | ☓ |
ビームフォーミング | ○ | ○ |
LANポート数 | LAN/WAN x 2 | LAN x 3 + WAN x 1 |
管理アプリ | Android 4.0以上 / iOS 8.0以上 | iOS7以上 |
特徴 | Network Assistant/3台並列使用 | AppleTV互換 |
軽い…。性能的には劇的な違いはなく、最近のWiFiルータに求められているものは一通り搭載している、と言った感じ。値段はまぁこんなものかしらという感じで、3台セットなら大分お得。管理アプリからしょっちゅう何かするほどWiFi管理の必要性は今はあまり感じていないけど、何か動画を見るとかで優先デバイスをワンタッチで指定出来るのは便利そう。あとはメッシュWiFiがどうなるか、が気になる所なので詳細レビューが早く見たいな。
3台併用?
3台併用することで、室内全域をカバーする、ということらしい。中継器代わり、ということなのかな。向こうじゃだだっぴろい家なんか当たり前だろうけど、日本の比較的狭いマンションなんかで3台必要なのかは謎。1台につきどのくらいカバー出来るのか、みたいな指針は欲しいね。それでも今トイレに入ると急にWiFiの感度がだだ下がりするリッリさん家では、そういうのが改善されるなら導入は全然ありかなぁ。
ライト。
これ。鬱陶しいと思う人も居るかもしれないけど、AirMac Extremeはインジケータが本体全面の下部にあって、ちょっとでも物があるとすごく視認しづらい。何かこちらのリアクションの必要があってインジケータがついていると思うので、こういうのは視認性がいい場所に設定して欲しい、といったところでGoogle WiFiは凄いいい位置にインジケータがついていると思う。
悩ましい所。
今のところ、Google WiFiはGoogle Assistant以外は極普通のルーターと特に変わった所はない。Google製品にしちゃなんというか普通過ぎて、何か隠し持ってるんじゃないかと勘ぐってしまう…。OnHubがそうであったように、将来的なアップデートでアンロックされる機能の可能性は秘めているものの、最近のGoogleはフットワークが軽すぎて、サービスの切り捨てが物凄く早い。WiFiルータなんてそうそう買い換えるものでもないし、この先11acの上位互換の規格が出ないとも限らないので、いきなり3台導入するのはリスクが高い気もするけど、お試しに1台買ってみる、というのはありかなぁ。
何にせよGoogleからはAppleと違ってあまり日本のマーケットは重要視されていないようだけど、日本向けのページ自体は出来ていることだし、何かしら続報があればいいな、と思います。